458-0830  愛知県名古屋市緑区姥子山1−608        院長  広瀬 聡
腸内環境

 お腹の調子を整えるために、ヨーグルトや納豆など習慣的に食べている人も多いと思いますが、健康をサポートする『腸内細菌』についてお話ししようと思います。
人の腸の中には500〜1000兆個、500〜1000種類、総量1.5kgの腸内細菌がいるといわれています。
私たちの健康と腸内の環境は深くつながっていて、近年では腸の免疫機能が注目されるようになりました。というのも腸管に体の中で重要な免疫器官があるからなのです。
腸は食品の栄養を吸収してくれる大切な場所であり、吸収された栄養は人の血液の質や体質を決めることになります。
そして、腸は体に必要な栄養素だけを吸収して、細菌やウイルスなど害のあるものは排除し体を守る役割も果たさなくてはなりません。
また、腸は第二の脳と言われていて、脳内の神経伝達物質の『セロトニン』の95%を作っているそうです。たとえば、試験前や発表会のとき、緊張のあまりに急な腹痛や下痢になったことはありませんか?このように頭で考えることが腸の活動に密接につながっているんですね。つまり腸が「第二の脳」と呼ばれる理由です。
腸は栄養を吸収する小腸と水分を吸収する大腸の2つに分かれます。2つで7.5mにも及ぶ長い器官です。小腸で吸収しきれなかったカスや水分を大腸が便として排出してくれるのですが、食べ物や生活環境の影響を受けて本来の機能が低下している人が増えているようです。
原因のワースト3は・・・
1.お肉や加工品ばかり食べて、過剰なダイエット→食生活に問題あり。
2.睡眠不足と運動不足→不規則な生活、運動をしなし怠惰な習慣
3.精神的なストレス→職場、学校、家庭での悩み

腸内の環境をよくするための食事としては、食物繊維の多く含まれている野菜や海藻、きのこ類を食べ、こまめな水分の摂取。
中でも、コンニャクは低カロリーで不溶性食物繊維として腸を刺激して、お通じの改善に役立ち、体内で分解されて肌の表皮角層に働いてセラミドの産生を促す。一方、真皮層では繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの分泌を促し、ダブルの美肌効果を発揮します。
腸内環境の改善は免疫機能を高め、感染防御、消化吸収の援助、ビタミン合成、腸管運動の促進を図るために善玉菌といわれる乳酸菌、ビフィズス菌などを摂ることをおすすめします。
また、見た目年齢は腸内環境の善し悪しも影響しているそうですよ。体の中もしっかり綺麗にして、若々しく過ごせるといいですね。

管理栄養士より