458-0830  愛知県名古屋市緑区姥子山1−608        院長  広瀬 聡
秋バテ
 今日の名古屋の最高気温は28度とまだまだ残暑厳しい日が続き、明日は30度予想となってます。暑いのが苦手な私は早く冬になってほしいと願うばかりです。
街を歩く人の服装を見ると半袖の方も多く見かけます。明日からは10月で衣替えですし、そろそろ長袖の洋服を着ないと〜と思いつつ、暑がりなので当分は半袖で過ごす予定です。
そしてこの時期、夏場の冷房による冷えが自律神経を乱し、秋口に不調が現れることもあります。また、節電のための暑さ対策による「冷房冷え」、冷たいものの撮りすぎによる「内臓冷え」も新型「秋バテ」増加の要因となっています。
特に運動不足や生活が不規則だったりする人はご用心血行の悪い人は、体温調節の働きが悪くなり、気温が下がることに体が対応できず、秋バテしやすいのです。
対処方法としては、なるべく体を冷やさないということで、エアコンの効いた室内では1枚上着を羽織ったり、冷たい飲み物・食べ物なんかは避けるべきですね。昼間なら、活動するときに働く交感神経が活発になるので、カフェインの含まれたコーヒーや緑茶を飲んでだるさを和らぐのもいいでしょう。血行をよくするために両手足のプルプル運動や、指先を反対側の指で挟んで押して刺激してみるのも良いですよ。
また、疲労感は、血液中の鉄分と結びつき、血液を通じて体中に運ばれる酸素の不足からも生じます。体中に行き渡る酸素量を減らさないためにも鉄分の摂取は大事」です。
主食+主菜+副菜とバランスの良い食事を3食できちんと食べる生活習慣を心がけてくださいね。


管理栄養士より
夏でも入浴を(^o^)丿
 暑〜い夏、入浴はせずにシャワーだけで済ます方、多いみたいですね。
健康な人は体温上昇に合わせて汗も少しずつ出ますが、冷房の利いた室内に長くいることが多い人は、年齢や性別にかかわらず汗を出す汗腺の働きが弱まって、汗をかく機能が衰えてしまうんです。
でも、熱い湯につかると、体温を調整しようと皮膚の毛細血管が広がり、全身の血行がよくなる半面、血圧が下がり脳に届く血液が減ります。この状態で立ち上がると、脳に血液を送ろうと血圧が急に上がり、血管や脳、心臓に大きな負担がかかってしまうので注意が必要です。
ぬるめの湯で半身浴を実践すれば、副交感神経などの働きでリラックス効果もあり、体温調節機能の向上にもつながります。
体を暑さに少しずつ順応させれば、上手に汗をかけるようになります。「暑熱順化」(皮膚の血流量が増えやすく、汗をかいて効率よく体温を下げられるようになる)。発汗機能を高めるにはウォーキングなどの軽い運動が有効ですが、ぬるめの湯(38度以下で10〜15分)につかり、汗を出すことでもある程度の効果が見込めます。
湯船の中で15分も退屈〜とよく耳にします。そんな時のグッズとして、ポータブルの防水テレビやお風呂の中で雑誌が読めるようにブックスタンド、他には好きなアロマを利用してゆっくりつかる工夫を施したりするのもおすすめです。1日の疲れを癒すためにもゆっくり入浴タイムを楽しんでほしいと思います。また、入浴前後には水分補給を忘れずにしてくださいね。




管理栄養士より
アルコール
暑いこの時期、職場でのお付き合いなどで、いつも以上にお酒の量がすすんでしまう方はいませんか 
酒宴を楽しむには、血中アルコール濃度が0.15%(酩酊初期)を超えないようにするのが大事なポイント。特に、空腹で飲み始めると、短時間で血中濃度が高くなるので注意が必要です。飲む前に、何か軽く摂っておくといいですね。

20グラム程度のアルコールを含む酒量はアルコール飲料の「1単位」とされ、“健康的な飲酒”の適量とされてます。その約3倍量が血中アルコール濃度0.15%くらいになります。

肝臓がアルコールを代謝する能力には限界があります。通常、健康な人が1時間に分解できるアルコール量は、体重1キログラムあたり約0.1グラムです。体重60キログラムの人ならば、1時間に約6グラム、3時間では約20グラムのアルコールが代謝できる計算になります。

アルコール摂取量の基準とされる酒の1単位とは、純アルコールに換算して20gです。
この1単位を各種アルコール飲料に換算すると、ビールは中びん1本(500ml)、日本酒は1合(180ml)、ウイスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎0.6合(110ml)、ワイン1/4本(180ml)、缶酎ハイ1.5缶(520ml)が目安となります。

アルコール(g)の計算式は
お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
例)ビール中瓶1本 500(ml)×[5(%)÷100]×0.8=20(g) となります。

血液中のアルコールは肝臓で、まずアルコール脱水素酵素などで分解されてアセトアルデヒドになり、さらに別の酵素で分解されて酢酸になり、最終的には炭酸ガスと水に分解されます。
この代謝の過程でできる「アセトアルデヒド」は毒性が強く、酒を飲んで顔が赤くなるのも、頭が痛くなるのも、このアセトアルデヒドが犯人です。気持ちが悪くなるのは、アルコールの直接作用で消化管が荒れることも原因だとされてます。
肝臓の代謝能力を超えて飲めば、翌朝になってもアルコールとアセトアルデヒドが体内に残っているので、それが二日酔いの状態に。要は、肝臓の処理能力を超えるほど飲み過ぎないことが、もっとも確実な二日酔いの予防策なのです。
とはいっても、ついつい飲みすぎてしまうこともありますよね
そんな時はハーブ系サプリメントで二日酔い対策に定評がある「ウコン」や、アミノ酸サプリメントに頼るのもいいかもしれません。必須アミノ酸の中でも、特に「アラニン」と「グルタミン」を一緒に摂ると、肝臓でのアルコールとアセトアルデヒドの分解を速めます。
もちろん、日頃から規則正しい食生活をして、肝臓機能を正常に保つことが前提ですよ。
くれぐれも飲みすぎには注意しましょうね。

管理栄養士より
 成人が1日に必要な水分量は1日約2000ml〜2500ml
1日の水分排出量は便や尿、生理的に失われるものを合計すると、2000ml〜2500mlで、1日の水分摂取量としては食物や代謝によるものから、1200ml程度。
つまり飲料水からあと、800ml〜1300ml/日を摂取する必要があるんですね
腎機能や心機能に異常があって水分を制限されている人は、医師の診断に従って下さい。)
特にこの時期は汗で多くの水分が出てしまうので、こまめな水分補給を心がけたいものです。
さて、軟水とか硬水というのを聞いたことありませんか市販のお水には様々な種類のものがありますが、購入されるときは何を基準に選んでますか
そこで、軟水」・「硬水」について調べてみました。水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といい、WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」。簡単にいうと、カルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水が硬水になります。
日本ではアメリカの基準が広く採用されているので、計算で導き出された硬度の数値が301以上のものを硬水としているそうです。
日本の生活用水では80%が軟水。軟水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、硬水に比べて少ない分、コーヒーや紅茶などの香りや味などがストレートに引き出されます。料理などでも素材やダシ、香りなどが浸透しやすいので味がしみ込みやすく、日本料理全般に適しています。カルシウムやマグネシウムを一度に大量に取ってしまうと胃腸に負担をかけて、お腹を壊してしまうこともありますが、軟水にはそのような心配は少ないと言われています。逆にスポーツ時には、カルシウムやマグネシウムの多い硬水を摂取することで、足がつったり、筋肉がけいれんするなどといった運動時のトラブルを予防することができます。
したがって、用途によって飲み分けると良いですね。参考にしてみてください。
管理栄養士より
たまごの色
 台風の影響もあって、今日もどんよりとグレーな雲の空模様です。
湿気も多くて暑いし、私は1年の中で一番苦手な時期です・・・・。
さて、今日のお話は卵の色について
たまごって赤い殻と白い殻のもの、黄身がオレンジっぽい濃いものとかありますよね?
なんとなく赤い殻の卵や、黄身の濃いほうが栄養価が高い気がしませんか
実は味や栄養価の違いはほとんどありません。同じ餌で育てれば、成分はほぼ同じになるんです。殻の色は赤い羽の鶏が産んだら赤玉、白い羽の鶏なら白玉なんです。店頭で、赤玉のほうが価格が高いのは、赤い鶏のほうが体が大きめで、たくさんエサを食べ生産コストがかかるというのも理由です。また、赤玉=高級というイメージもあり、質のよいエサを与えているのも事実です。
黄身の色もエサに影響され、米を食べさせると白っぽくなって、とうもろこしを与えると黄色くなるようです。さらに色を濃くするためにはパプリカやマリーゴールドを加えているそうですよ。わたしも一時期、赤玉たまごに拘っていたんですが、最近は白いたまごでビタミンEの多いものや、生でも安心して食べられるSEフリーのタイプを選んでいます。成分表示を見ると、α‐リノレン酸が多くコレステロールが多少低いようです。
今はいろんな種類の卵が販売されているので迷ってしまいますよね。成分表示を参考に、いろいろ試してみるのも面白いかもしれませんね。
管理栄養士より
ロコモティブシンドローム
東海地方も梅雨入りしましたね。今年は例年よりもかなり早いみたいです。 今日は気温も低く少し肌寒いです。体調の変化には注意してくださいね。
今日はちょっと聞きなれない“ロコモティブシンドロームについてお話します

日本も高齢化が進み、65歳以上の高齢者人口(平成22年9月15日現在推計)は2944万人で、総人口に占める割合は23.1%、2035年には33.4%と、なんと3人に1人が65歳以上になると推定されているんです。そこで、単に寿命を延ばすだけではなく、健康に生活することができる期間である「健康寿命」を延ばすことが求められているんです。
「健康寿命」は心身ともに自立して健康に生活することができる期間と定義されていて、平均寿命と健康寿命の差が、不健康な期間であり寝たきりや介護が必要な状態を表します。
この差をいかに短くするかが、高齢化が進む現在の日本における重大な課題となっています。

そこで、提唱されたのがロコモティブシンドロームです。

ロコモティブシンドロームとは主に加齢による骨・関節・筋肉といった運動器の機能が衰えることにより、日常生活での自立度が低下し介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高い状態のことをいいます。例えば、足腰が弱くなり立ったり歩いたりする移動が大変になってきた状態もロコモです。
立って歩くことが困難になると移動能力が低下し、トイレに行けなくなる、衣服の着脱が困難になるなどの日常生活のレベル低下す。日常生活レベルの低下は、「メタボリックシンドローム「認知症」を誘発する恐れもあり、寝たきり状態や介護が必要な状態になるリスクが高まるのです。

《ロコモティブシンドロームの自己診断方法としてはこれ!》
7つのチェック項目)   1つでもあったら残念ながら・・・です。

1.片脚立ちで靴下が履けない
2.家のなかでつまずいたり滑ったりする
3.階段を上るのに手すりが必要である
4.横断歩道を青信号で渡りきれない
5.5分くらい続けて歩けない
6.2kg程度(1リットルの牛乳パック2個程度)の買い物で持ち帰りが困難
7.家のやや重い仕事(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)が困難

こうした危険を防ぎ、「健康寿命」を延ばすために、ロコモティブシンドロームを理解し早期に対策をしていくことが重要と考えられるのです
厚生労働省の新身体活動基準でもロコモ対策!として鑑みた身体活動指針「アクティブガイド」が発表されました。"+10(プラス・テン)"の運動ということで、今の生活から毎日10分の運動・活動量を増やしましょうということです。

詳しくは厚生労働省WEBサイトを参照してください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html

日本人の死亡リスクの1位は喫煙、2位は高血圧、3位になんと運動不足となっているんです。いかに運動が大切なのかがわかりますよね〜。まずは今日から“プラス10”を始めましょう。
管理栄養士より
ファイトケミカル
強い抗酸化作用のあるファイトケミカルとは 
ファイト(フィト)ケミカルのphyto植物chemical化学物質という意味があります。
これは植物が身を守るためにつくり出した物質で、抗酸化作用があるため、注目を集めています。
野菜や果物にはビタミンやミネラルといった栄養素、食物繊維が含まれますが、それ以外のポリフェノールカロテノイドフラボノイドなどの非栄養素も健康の維持・増進に役立つ作用があることがわかってきました。
わたしたちが呼吸によって体内に取り込まれた酸素からつくられる活性酸素は、いろんな物質の電子反応を引き起こして、体内の組織や細胞に障害を与えます。
人間の皮膚も、加齢とともにシミやシワができ、張りがなくなってしまいます。これも紫外線による活性酸素の影響で起こります。活性酸素による悪影響は皮膚だけでなく、目には見えませんが血管や体内の細胞での新陳代謝へもおよびます。
この害から身を守る働きをしてくれるのが、ファイトケミカルなのです。
これは免疫機能を高める作用があり抗ガン作用も期待されているそうです。
生活習慣病や動脈硬化、老人性認知障害なども酸化を促進する活性酸素と何らかの因果関係があるといわれており、日常的に抗酸化物質のある食品を摂取することが望ましいです。
これは野菜や果物、豆類に多く含まれ、種類は一万種類にものぼり、現在わかっているのは900種類ほどで、ワインに含まれているポリフェノールやフラボノイドのファイトケミカルの一種です。
他には、アントシアニン類のブルーベリー、イソフラボン類の大豆、フラバノン類の柑橘類の果皮、カロテノイドでは、にんじんかぼちゃトマトほうれんそうブロッコリーなどがあります。
ただ、ファイトケミカル
1種類だけをとるより、複数組み合わせてとったほうが効果的ですよ。結局は偏った食事を避け、いろんな食品を組み合わせてバランスのよい食生活を送ることが何より大切なのです。多くの食品から多くの栄養をとって毎日元気に過ごしたいですね。
管理栄養士より